以前の手記において、私が書いた小説【閉じた世界】の感想を述べて下さったyui-yuiさんの作品について、読んだら感想を書くと綴っていたので…感想を述べたいと思います。
【ぱないの】
この一言に尽きるの()
読ませて頂いたのは彼女の数あるオリジナル小説の中から一つ…
【静けし衡士】
と言う作品です。
ジャンルは剣と魔法の世界、所謂ファンタジーの部類で身寄りの無い元孤児の女性…【リセル】がタイトルにもある、【静けし衡士】と呼ばれるまでの成り上がりストーリー。
今後、展開されるであろう一大巨編【ファーバンシー英雄大系】の第二部【翡翠の旋風】にてヒロインを務める【リセル】の人格形成…スピンオフストリー、それが今回読ませて頂いた【静けし衡士】です。今後、展開されるであろう…ということでメインの第一部と第二部は存在しておらず、内容が気になる日々なんですよね!
同じ世界感であり、時間軸を数百年後の舞台にした【風と星彩の道標】という小説を展開されておられ…
【あ、これどっかで見たことある展開の仕方だぬあん?】
と彼女が意図してそうしているのかは定かではないですが、一人ニヤニヤしているわけです。
メインの話が展開されておらず、【ファーバンシー英雄大系】の時代背景や登場する肩書きやアイテムの名称に他では余り聞きなれない表現があるので、説明部分があるのは仕方ないことで…多すぎると読み手はパンクしてしまうし、少なすぎると話についていけず、どちらにおいても考える事を放棄して読むことを止めてしまうんですよね。
その辺り、流石はyui-yuiさんだなぁと…1話の中に盛り込む量も私の中では多過ぎず少な過ぎずであり、1話自体の分量も読み返しするにも適度な量だから内容を理解しやすくて読みやすかったです、ストレスが無いって良いことなのね!
冒頭に見所のシーンを持ってきて伏線を張って徐々に回収していく手法は古来からある表現法で【使い古し】と言う人もいるかもしれないけど…だからこそ馴染みがあって読み手は引き込まれるんじゃないかと思っていますので、
私は好きです…この手法♪
さて、お話の中身に触れたいのだけれど…ネタバレにならないように話をするのがこんなに難しいとはw
主人公の【リセル】が序盤から受ける苦難に読んでいて胸が痛かったですね。そして、そこから這い上がっていく姿…綺麗だと思いました。彼女を支える人達との人物模様は深く描写はされていない部分もありましたが、読了後の読み手に思考を巡らす余韻を残してくれていると、私は捉えるので…読み終わっても楽しませてくれるなぁと。
寝不足のダルさと暑さ堪えて半日潰した結果が、その日1日をモヤモヤさせて思考を振り乱すMVを観るくらいなら、あの日を小説を読む日に充てて、もっと早くに読めば良かったな…等と、後悔をするくらいに、私は出会えて良かったと思うのです…yui-yuiさんの作品に。
あくまでも、個人的に意見なので…ね?
挿し絵が欲しいです、動く絵ならもっと欲しいです、誰か描いて作って(圧
では、締めに…
○○さんは生きてる、アレは絶対替え玉と思ってる…後で○○○さんと幸せになるんだと思ってる!
そうなんだろおおおん!!!??
では、【ファーバンシー・ヒーロー・ストーリーズ】…じゃなかった、【ファーバンシー英雄大系】のこれから更なる展開を楽しみにしなから…この辺で。
留言